青木5度目マルチもジャイアンツ4連敗
「ジャイアンツ0-2ロッキーズ」(13日、サンフランシスコ)
ジャイアンツ・青木が初の本拠地での公式戦で好調な打撃を披露した。一回に中前へ鮮やかにはじき返すと、二回は四球後にすかさず二盗を決めた。四回には左へも安打を放って今季5度目の複数安打とした。だが、チームは4連敗。打率4割を超える青木の出塁を生かせていない状態だ。
レギュラーシーズンでは昨季から16試合連続で安打を記録。ブルワーズ時代の2012年にマークした15試合を上回るメジャー自己最長となった。「(昨季と)合算だから」と苦笑いしつつ「ずっと続けたい」と意欲的だ。
ボウチー監督は青木について「スイングもいいし、出塁する役割を果たしている」と評価しつつ「チャンスで1本出ていれば違う展開になっていただろう」と振り返る。青木が絡む好機をどう生かすかがチーム浮上の鍵になる。