故障後初ブルペン30球 マー君合格点◎
右手首と右前腕を痛めて故障者リスト入りしているヤンキースの田中将大投手(26)が12日、故障後初のブルペン投球を行った。セットポジションとノーワインドアップから15球ずつ。すべての変化球を含む30球を投げた。
4月26日以来、16日ぶりに傾斜のあるマウンドで投げた。「思っていたよりしっかり投げられた。自然と(腕が)振れていくという感覚はあったので良かった」と表情も明るかった。
真後ろから投球を見守ったロスチャイルド投手コーチも「すべての球種がコントロールされていて、全体的に良かった」と合格点を与えた。
今後については本人、首脳陣も口をそろえて「明日(投球翌日)の状態を見てから」と慎重な姿勢を崩さないが、従来通りならば中2日か中3日で2度目のブルペンに入る予定。その後はマイナーでのリハビリ登板を経て、今月下旬のメジャー復帰という流れになりそうだ。