マー君、散々7失点 自己最多3被弾…
「タイガース12-4ヤンキース」(21日、ニューヨーク)
日米を通じて自己最多の3被弾に加え、被安打10、7失点、5自責点…。メジャーワーストタイの数字がズラリと並んだ悪夢の登板を終えると、ヤンキース・田中は「初回に4点を取られてしまったことで、流れがすべて悪い方に転がってしまった。立て直すのは難しかった」と、険しい表情で振り返った。
初回は無難に2死を取りながら3番カブレラに右前打、4番V・マルティネスにはスプリットが浮いたところを右翼2階席へ運ばれる先制2ラン。さらに次打者を遊撃手の失策で出塁させると、6番J・マルティネスにはツーシームをバックスクリーン左へ。五回にも再びJ・マルティネスに中越えの一発を浴び、「メカニック(動作)の部分でずれは感じていた」と、定まらない制球に唇をかんだ。
次回登板は、中5日で27日(日本時間28日)・アストロズ戦が濃厚。田中は「長いシーズンやってれば、こういう日もある。そういうのをすべて自分で乗り越えてこそだと思うので、切り替えたい」と必死に前を向いた。