上原が3人締めで17セーブ目
「ブルージェイズ1-3レッドソックス」(29日、トロント)
レッドソックス・上原は1番からの上位打線3人をすべて飛球で打ち取り、17セーブ目を挙げた。2番ドナルドソンにはスプリットを続け、3番バティスタには一転して直球で押し込む工夫を見せた。相手のブルージェイズに対し「怖い打線なので、終わってほっとしている」と素直な感想を口にした。
ア・リーグ東地区最下位のチームはここ10試合で6勝4敗と好転の兆しを感じさせているが「負けられないと考えてやらないと、なかなか(上位との差が)縮まらない」と気を引き締める。
この日で日米通算600試合登板となった。「まったく興味がない」とした上原は「(現役生活が)いつ終わるか分からないという状況でやっているんで、1試合1試合やっていくだけ」と力強く話した。