岩隈 復帰戦飾れず…自己ワースト4被弾
「マリナーズ5-12タイガース」(6日、シアトル)
4月20日以来のマウンドとなったマリナーズの岩隈は、メジャー自己ワーストの4本塁打を浴び、復帰戦を飾れなかった。
二回に左越え本塁打で先制を許し、四回にはV・マルティネス、J・マルティネスの3、4番コンビに連弾を食らう。六回にもソロを浴びた。低めの球を巧みにバットに乗せられた一発もあり「打ったバッターがすごくうまかった」と脱帽するしかなかった。
六回無死一塁で降板を告げられたが、岩隈らしい粘りの投球も披露した。二回2死三塁のピンチは投ゴロで切り抜け、四、五回にも併殺打となるゴロを打たせた。内角の使い方など課題も見えた中で「自分のボールはある程度投げられた。次につながる」と話す表情は明るかった。