チャプマン3連続K!出た166キロ
「オールスター、ナ・リーグ3-6ア・リーグ」(14日、シンシナティ)
米大リーグの第86回オールスター戦が14日(日本時間15日)、レッズの本拠地シンシナティのグレートアメリカン・ボールパークで行われ、ア・リーグが6-3でナ・リーグに勝ち3連勝とした。アは通算成績を41勝43敗2分けとし、ワールドシリーズの本拠地開幕権を得た。初回先頭打者本塁打を放ったトラウト(エンゼルス)が史上初めて2年連続MVPに輝いた。チャプマン(レッズ)は160キロ台の直球を連発し1回を三者三振に退けた。
地元レッズから選出の左腕チャプマンが160キロ台を連発し、3者連続で空振り三振を奪った。「満足している。速い球を思い通りに制球することができた」とうなずく。
大歓声に迎えられて九回に登場。まずはホルト(レッドソックス)を101マイル(約163キロ)で退ける。代打ムスタカス(ロイヤルズ)と通算385本塁打のテシェイラ(ヤンキース)は、ともに103マイル(約166キロ)で空を切らせた。
キューバから亡命して2010年にメジャーデビュー。毎年、投球回を上回る奪三振を記録しており、今季も37回1/3で65奪三振。球宴出場も4年連続だ。「とても楽しかった。ホームのファンに囲まれて幸せ」と素直に言った。