マー君QS逃すも粘投で11勝目
「レッドソックス8-13ヤンキース」(2日、ボストン)
味方打線の大量援護もあり、ヤンキースの田中は6回1/3を4失点で11勝目を挙げた。同じア・リーグ東地区の宿敵レッドソックスに対し、今季はこれで3戦3勝。「勝つことが一番」と白星を喜んだものの、投球内容には満足していなかった。
中4日できっちり勝利を手にはしたが、自分に求める結果はもっと上だ。七回1死一塁で降板し、後続が打たれてクオリティースタート(6回以上で自責点3以下)を6試合ぶりに逃した。
周囲からの期待を痛感している田中は「今年は特に内容が良くないので、周りが求めている期待にはまったく応えられてないと思っている」と言う。佳境を迎えるレギュラーシーズン。「状態が上がっていくように努めていくしかない」と気合を入れ直した。