青木しばらく欠場か…頭部死球の後遺症

 ジャイアンツの青木宣親外野手(33)は5日、脳振とうの後遺症を訴え、出場予定だったデンバーでのロッキーズ戦を欠場した。試合後に「胸が苦しかったり、目を動かすと頭が重くなったりする。感情のコントロールができない感じ。違う症状がいろいろ出ている」と説明した。しばらく欠場する見込みで、週明けに専門医の診察を受ける予定。

 青木は8月9日のカブス戦で頭部に投球を受けた。12日に復帰したが脳振とうの症状が出て途中で退き、翌日に故障者リスト入り。20日に復帰していた。

 高地で気圧の低いデンバーで後遺症が出たことに「特にひどいのはここ2日くらい。その可能性もある。でも胸は前から苦しかった」と言う。ボウチー監督は「彼にとっていい年だったのに、残念だ」と話した。

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