メッツ2連勝 大技小技で主導権奪う
「ナ・リーグ優勝決定シリーズ・第2戦、メッツ4-1カブス」(18日、ニューヨーク)
メッツ(東地区)が4-1でカブス(ワイルドカード)に快勝し、2連勝とした。メッツはマーフィーの2点本塁打などで三回までに4点を奪い、5投手による継投でリードを守った。
レギュラーシーズンでメジャー最多の22勝を挙げたアリエッタが相手。メッツは苦戦が予想されたが、大技小技を織り交ぜて攻め、三回までに4点を奪って主導権を握った。
一回、不振のライトが中越え二塁打を放って先制。さらに絶好調のマーフィーが右翼ポール際に運ぶ2ランを放ち、打者3人で3点を挙げた。三回はグランダーソンの2盗塁を絡めて加点。勝利に貢献したライトは「気持ちいい。情けない打席が続いていたからね」と笑顔で振り返る。
先制点で新人右腕のシンダーガードは勇気づけられ、六回途中まで1失点と好投。投打がかみ合って2連勝とし、敵地シカゴに乗り込む。かつてオリックスを率いたコリンズ監督は好発進にも「カブスは本拠地でいい戦いをする」と気持ちを引き締めていた。