ロイヤルズ王手、ミスにつけ込み逆転

 「ワールドシリーズ第4戦、メッツ3-5ロイヤルズ」(31日、ニューヨーク)

 ワールドシリーズ(7回戦制)は第4戦が行われ、ロイヤルズ(ア・リーグ)がメッツ(ナ・リーグ)に5-3で逆転勝ちし、対戦成績を3勝1敗として30年ぶり2度目の優勝まであと1勝とした。

 勝負強さが凝縮された勝利だった。ロイヤルズは後半に救援陣が粘り、打線がつないで一気に逆転。ヨースト監督は「これがうちのチームだ。接戦でも離されることなく勝つ方法を見つけ出す」と誇らしげに話した。

 2-3の八回1死からゾブリストが四球。続くケーンも四球を選び、好機をつくる。4番ホスマーが放った緩いゴロを二塁手が後逸して同点。「併殺を避けようと一生懸命走った」という全力疾走が失策を誘った。

 続くムスタカスは初球の97マイル(約156キロ)の速球を積極的に振りに出て右前に運んで勝ち越し。ペレスも右前打で続いて追加点をもたらした。逃げ切りの継投策に入っていた相手に対し、ミスにつけ込んで持ち味の「つなぎ」を徹底した。

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