オリ青濤館移転へ…イチロー部屋も消滅

 オリックスが独身寮および練習場を大阪市此花区へ移転する計画を進めていることが11月30日、明らかになった。

 球団関係者によると、室内練習場に併設する「青濤館」が老朽化しており、移転・再建を計画。「1軍の試合は、ほっともっと神戸を残すが、2軍施設は今後、大阪へ拠点を移すことがほぼ決まっている」と同関係者は話した。

 大阪市は今秋、大阪市此花区にある舞洲球場一帯の土地を一般競争入札で貸し付けることを決定。貸付期間は2016年4月1日から66年3月31日までの50年間で、今月7日に入札、開札が行われる。落札できれば一気に移転計画が進むことになる。

 数々の名選手が巣立った青濤館も、築20年を超え劣化が目立ってきた。かつてイチローが入居していた406号室は現在も「鈴木一朗」と名札がかけられたまま、空き部屋になっている。イチロー部屋も移転により、なくなることが確実となった。

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