マー君「グッド」初日から25球

 ヤンキースの田中将大投手(27)、レンジャーズのダルビッシュ有投手(29)ら日本選手4人が19日(日本時間20日)、フロリダ、アリゾナ両州でキャンプインし、シーズンに向けてスタートを切った。メジャー3年目の田中は初日の全体練習の前にブルペンに入り、25球の投球練習を行った。20日は広島からドジャースに移籍した前田健太投手(27)がキャンプに入る。

 ヤンキースの田中が投手と捕手によるキャンプ初日を迎えた。早出でグラウンドに姿を現すと、ブルペン、サブグラウンドと移動しながら一人で黙々とメニューをこなし、投球練習も行った。「緊張感はあんまりない。それがこっち(米国)の感じなのかなと思います」と3度目のメジャーキャンプに余裕すら感じさせる。

 ブルペンではスプリットなど変化球を交えながら25球。最後は腕の振りを強めて締めくくった。「ユニホームを着て、周りにたくさんの人がいたので自然と腕が振れる部分はあった。あそこまで投げられたのは順調で良かった」とうなずいた。

 昨季終了後に受けた右肘骨片除去手術からの良好な回復ぶりに、首脳陣も安心した様子。練習を見守ったジラルディ監督は「彼がどう感じるか知りたかったが、『グッド』と言っていた」と話す。田中は「コンディションを見ながらやっていくことが大事」と開幕まで約1カ月半ある準備期間を見据えた。

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