マエケン キャンプ初ブルペンで充実感
「ドジャース春季キャンプ」(21日、グレンデール)
ドジャース・前田健太投手(27)が、キャンプで初めてブルペン投球を行った。フリードマン編成取締役、ザイディGM、アンソポロス副社長、さらにロバーツ監督が投球を注視した。
ただ、前田自身はそんなプレッシャーもどこ吹く風。「緊張感は全くない。今できることをしっかりやるだけだったし、やりたいことを100%できた」。ワインドアップで23球、セットポジションで16球の計39球を低めに制球してみせた。
直球、カーブ、スライダーなどすべての球種を自在に操り、「すべての球種をしっかりとコースに投げ分けられた。今はブルペンで自分の持ってる球種だったり、スピード、変化っていうのを(周囲に)分かってもらうのが一番」。約10分間の自身の投球を振り返った表情には充実感が漂った。