上原「満足」骨折後初実戦で1回1失点
「オープン戦、レッドソックス8-11マーリンズ」(12日、フォートマイヤーズ)
レッドソックスの上原浩治投手(40)がマーリンズ戦の六回から5番手で登板。昨年8月に右手首を骨折して以来初となる実戦登板は、1回を3安打1失点、2奪三振という結果だった。チームは8-11で敗れた。上原は「今は投げられたという安心感、満足で気持ちいいです」と心地よさそうに汗を拭った。
いきなり中前打を浴び、2死一、二塁からは中前適時打を許したが、この日はあえて手首に負担のかかるスプリットを主体に投げて感触を確かめたという。「骨が折れましたから。それがどうくっついているのか分からない。投げてみないと分からないことなので」と言うが、実戦で問題がないことを確認。今後は故障に注意しながら、開幕に照準を合わせて調整を進めていく。