イチロー、技ありのOP戦初適時打
「オープン戦、マーリンズ6-8メッツ」(15日・ジュピター)
マーリンズのイチロー外野手(42)がメッツ戦に「7番・指名打者」で臨み、技でオープン戦初の適時打を記録した。四回、相手投手の一塁けん制悪送球で走者が三塁へ。カウント2-2と追い込まれながら内角、140キロ速球を中前へ。初打点をマークした。
相手は2日前の対戦で二ゴロに封じられた左腕のブレビンス。内角球をぎりぎりまで引きつけ、意図的に詰まらせて外野まで運ぶ技ありの一打。しっかり雪辱を果たした。
残りの2打席はいずれも空振り三振。二回は23歳右腕のシンダーガーデンに0ボール2ストライクから129キロのカーブをファウルにした後、156キロ速球にバットは空を切った。五回は153キロをとらえ切ることはできなかった。
こここまで7試合に出場して打率・222(18打数4安打)。キャンプは折り返し地点を過ぎたばかり。開幕に向けての準備期間。イチローが実戦感覚を取り戻す作業を続ける。