マー君2回2失点 キレなく球速上がらず
「オープン戦、パイレーツ2-7ヤンキース」(17日、ブラデントン)
ヤンキースの田中将大投手(27)がパイレーツ戦に先発。ソロ本塁打を浴びるなど2回を4安打2失点だった。
オープン戦3度目の登板で精彩を欠いた。「自分の投げているボールが良くないということ」と田中。球に持ち前のキレがなく、球速が上がらなかった。一回、強打者マカチェンに速球を左中間席へ運ばれると、二回も連打から適時打を許した。最速は90マイル(約145キロ)が1球あっただけ。打者に球を見極められ、球数がかさんで2回で降板した。
1年目に経験した右肘じん帯の部分断裂については「結局1年目より去年の方が平均球速は速いし、全然心配していない」と言い切る。ジラルディ監督も「開幕に合わせてくれればいい」と意に介さなかった。