岩隈&青木が大暴れ、マ軍初勝利導く
「レンジャーズ2-10マリナーズ」(5日、アーリントン)
マリナーズの同学年コンビ、岩隈と青木がチームの初勝利に貢献した。初先発の岩隈は毎回走者を出しながら三回までを無失点にしのぐ。2-0の四回2死一、二塁から下位打線に連続適時打を許して追い付かれたものの、勝ち越しは許さず「粘りの投球ができた」とまずまずの表情だった。
青木は七回、3-2と勝ち越した直後の2死三塁でヤクルト時代の同僚バーネットから右前適時打して今季初安打初打点をマーク。試合前にビデオで研究していたそうで、2球目の変化球を巧みに捉え「イメージ通り打てた。あの追加点で試合の流れをぐっと引き寄せられた」と自画自賛する。
勢いづいたチームは10-2と大勝。岩隈が「いいスタートが切れた」とほっと息をつき、八回の左前打で複数安打とした青木は「いい試合だったし、いい状態で明日を迎えられる」と満面の笑みだった。