マー君、氷点下のデトロイトで調整
10日のタイガース戦に先発するヤンキースの田中将大投手(27)は9日、キャッチボールやダッシュなどで調整した。
デトロイトは気温氷点下1度と冷え込んだが、登板前日のメニューをいつも通り消化。「こういう天候でやると、どうしても高校(駒大苫小牧高)時代を思い出してしまう。これ以上寒い中でやってたんで。10年前を思い出しながら精いっぱい投げたい」と、明るい表情で話した。
敵地でのタ軍戦は、昨年4月に気温1度の中で登板。直後には右前腕を痛めて故障者リスト入りし、寒さが原因だとも言われた。10日も低温で雨または雪の予報も出ているが「寒さにとらわれないこと。(天候ではなく)相手との戦いです」と話し、悪天候での投球にも不安を感じさせることはなかった。