マー君、コース見極められリズム狂う…
「ブルージェイズ2-3ヤンキース」(12日、トロント)
ヤンキースの田中は先発して5回を投げ、3安打2失点、6三振4四球1死球で勝敗は付かなかった。
相手の出方にリズムを狂わされた。際どいコースを見極められ、三回までに四つの四球を与えた。序盤に投球数がかさんだことで5回しか持たず「次は僕がしっかり対応して投げられれば」と反省していた。
一回2死から初めて四球を出すと、続くエンカーナシオンを2ストライクから4球連続ボールで歩かせた。二回も6番コラベロを2球で追い込んでからバットを振らせることができず、四球としてしまう。二回までで実に54球を要した。
同地区のライバルとは対戦機会が多く、駆け引きは続く。2失点と粘ったこの日は「ちょっとしたところ」が白星を逃す結果を招いた。