青木がV打、不振打線脱出へホッ
「インディアンス1-2マリナーズ」(20日、クリーブランド)
マリナーズの青木宣親外野手(34)が決勝点をたたき出した。0-0の二回2死一、二塁から右翼線に2点三塁打。「いいところで出てくれた」と笑みを浮かべた。
サラザールの151キロ速球を捉えた。「一昨年、ロイヤルズ(所属)の時に何度も対戦して球筋は分かっている」と自信を持って振り抜くと、打球は飛びついた一塁手のミットの先を鋭く抜けた。
チーム打率はリーグ15球団中14位の・211。青木も2割台前半で「みんなが何とかしようとしているけど、流れが良くない」と顔をしかめるが、打撃練習でタイミングの取り方を工夫し、逆方向への打球を意識するなど試行錯誤してきた。「できればもう1本打ちたかったけど、チームが勝ったので良かった」とほっとした表情を浮かべていた。