マエケン粘投5勝「気持ち切り替えた」
「ドジャース4-2ブレーブス」(3日、ロサンゼルス)
。ドジャースの前田健太投手(28)はブレーブス戦に先発。6回1/3を6安打2失点にまとめ、自身2連勝の5勝目(3敗)をマークした。
前田は三回から立ち直り、チームの逆転勝ちにつなげた。七回途中まで2失点でしのいで4月以来となる2試合連続勝利。「粘り強く投げられて良かった」と目尻を下げた。
二回までに2失点と苦しんだ。一回に四球をきっかけに適時打で先制されると、二回も下位打線に打たれたが「もう1点もやれない。気持ちを切り替えた」。1-2の五回2死一、二塁のピンチでは4番ガルシアを速球で空振り三振に仕留めてガッツポーズ。尻上がりに調子を上げ「こっちに来て今までなかった投球。粘れたということに価値がある」と胸を張った。
前回登板で右手甲に打球を受けた。メジャーで最多の107球を投げ「(続投も)いけといわれればいける状態だった」と不安を拭い去った。