マー君勝ち呼ぶ粘投「気持ちでカバー」
「ヤンキース5-2エンゼルス」(6日、ニューヨーク)
ヤンキース・田中の粘投がチームの勝利につながった。2戦連続の中4日での先発。試合前のブルペンから状態が良くないと感じていたという田中だったが、「気持ちの面でカバーできたし、我慢強く最後まで投げることができた」と胸を張った。
いつもの打たせて取る投球だけではなかった。五回2死からは、2番カルフーンを95マイル(約153キロ)の直球で空振り三振。今季最速タイとなる球速に「95マイル出るような感じで投げてないんで、ビックリしました」と真顔で話した。
4戦連続でクオリティー・スタート(6回以上で自責3以下)も記録。ジラルディ監督も「今日の田中はスプリットも良かったし、何とか相手打線を抑えようと投球していた」と評価した。