痛ッ!マエケン 打球直撃降板も6勝目
「ドジャース7-4ダイヤモンドバックス」(14日、フェニックス)
強烈なライナーがドジャース・前田の右すねを直撃したのは六回。転がった打球を一塁に送球してアウトにしたが、倒れ込んでそのまま降板。「力が入らなくなった。アウトになったのも見ていない」と振り返る。直後に受けたエックス線検査では骨に異常はなく打撲との診断。試合後は自力歩行できるまで回復したが、痛い6勝目になった。
一回にいきなり連打を浴びて先制される。三回は上位打線に痛打され、五回には自らの失策で失点。「もったいなかった」と反省しながら、5回1/3を3失点と粘りの投球を披露した。
5月28日のメッツ戦では右手甲に打球を受けながら投げ続け、勝ち投手になった。「あの時より100倍痛い。今回は三振を狙ったので守備が遅れた」と漏らしつつ、次回登板については「できれば普通通りに(中4日で)投げたい」と口にした。