マエケン自己最多13K!前半戦ラス投は7回1失点
「ドジャース3-1パドレス」(10日、ロサンゼルス)
ドジャース・前田健太投手は「しっかり相手の特徴を頭に入れながら投げることができた」と話す通り、立ち上がりから打者を手玉に取った。初球にカーブを多投して緩急を使い、真っすぐとスライダーで勝負。降板する七回まで毎回、メジャー自己最多の13三振を奪って前半戦最後を8勝目となる白星で飾った。
五回1死から本塁打され、1点差に詰め寄られても「まだ勝っていたので、しっかり気持ちを切り替えて投げた」。むしろここからギアを上げたかのように、七回先頭まで6者連続三振に仕留めた。
ここ数試合は中継ぎ陣がフル回転。それだけに「絶対に長いイニングを投げたいと思っていたので、きっちり7回を投げ、先発投手の役割を果たせて良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。