ダルビッシュ圧巻5者連続Kも…五回途中2失点で初黒星
「カブス3-1レンジャーズ」(16日、シカゴ)
右肩の違和感が癒えて復帰したレンジャーズのダルビッシュは9奪三振も4回1/3を2失点で今季初黒星を喫し「肩も自分の状態も良かったが、感覚がちょっと合っていなかった」と分析した。
「追い風でカーブや抜く球は難しかった」と制球に苦しんだ。それでも5者連続で三振を奪うなど二回までは圧巻の投球。だが三回に1死一、二塁のピンチを招き、2死後にリゾに低めの変化球を右翼線に運ばれ、2失点。「投げたいところに投げたけど、すごくコンパクトなスイングであれだけ狙っていたのかなという感じがする」と素直に脱帽した。
球数が90球になって五回途中に交代。バニスター監督は「9三振を奪う印象的な投球だった。打線が3安打では勝てない」と帰ってきたエースをかばった。