マー君7勝目 敵主砲と力勝負制す
「ヤンキース3-1レッドソックス」(17日、ニューヨーク)
宿敵との3連戦を2連敗で迎えた一戦で、ヤンキース・田中が意地を見せた。2点リードの六回2死。主砲オルティスを打席に迎えると、4万2000人超の地元ファンがエース対4番対決を大きな拍手で盛り上げた。
力勝負を挑み4球目には今季最速タイとなる95マイル(約153キロ)を計測。最後も力強い高めの直球で詰まらせて中飛に抑え、「ファンの声援もあったし、球場の雰囲気で気持ちが乗っていった。いいボールが投げられた」と胸を張った。
1点ビハインドの四回はオルティスから3者連続三振。呼応するかのように、味方打線がその裏に3点を奪った。「何としても勝利を手にしたかった」と田中。次回は中4日で22日(日本時間23日)のジャイアンツ戦に登板する。