元広島シアーホルツ、薬物規定違反で80試合出場停止処分
大リーグ機構は5日(日本時間6日)、元広島のネイト・シアーホルツ外野手(32)に対し、薬物規定違反で80試合の出場停止処分を科したと発表した。ヒト成長ホルモン分泌促進剤で運動能力向上薬でもあるイブタモレンの陽性反応があったという。
同外野手は昨季開幕直後に広島と契約。不振で2軍降格を余儀なくされながらも一時は4番を務めるなど、65試合で打率・250、10本塁打、30打点の成績を残した。
帰国後はタイガースとマイナー契約を結び、傘下の3Aトレドで31試合に出場し、打率・246、3本塁打、13打点。5月に戦力外通告を受け、フリーエージェントになっていた。
07年にジャイアンツでメジャーデビューを果たし、8シーズンの通算成績は799試合、打率・253、52本塁打、228打点だった。