岩隈リベンジ13勝目 前回KOタ軍抑え7回0封
「マリナーズ3-0タイガース」(9日、シアトル)
マリナーズの岩隈久志投手(35)が7回を5安打無失点。8三振1四球で13勝目(7敗)を挙げた。タイガースの強力打線を封じ「ストライクゾーンを攻めていく、という気持ちで投げていった」と満足げに振り返った。6月の対戦では11安打5失点と打ち込まれていただけに「前回やられていた分、しっかりイメージした」と万全を期して臨んだ。
三回1死一塁では2012年の三冠王カブレラを併殺打に仕留め「あの内角球が一番良かった。あれで悪いながらも乗っていけた」と自賛する。四回には無死一塁から3者連続の空振り三振を奪って波に乗った。
岩隈の本拠地8試合連続勝利は球団最長記録だ。「自分のイメージをつくって投げられるし、それが勝ちにつながったのかなと思う」と胸を張った。