イチロー、最年長対決で1安打&美技 チームは今季ワースト5連敗

試合前に打撃練習を行うイチロー(撮影・小林信行)
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 「メッツ5-2マーリンズ」(31日、ニューヨーク)

 マーリンズのイチロー外野手(42)が「6番・右翼」で先発出場し、4打数1安打1得点。打率を・294とし、メジャー通算安打数を3012本に伸ばした。五回の守備では大飛球をフェンス際でジャンプして阻止する美技を披露した。

 この日の相手先発はメジャー最年長、43歳のコローン。昨年9月16日以来、約1年ぶりの対決となった同野手最年長のイチローは二回の打席で右前打。カウント2-2からの7球目、140キロツーシームをライナーで右前へ弾き返した。出塁後はコローンのけん制悪送球で二進。後続の三塁内野安打に三塁手の一塁悪送球が絡んで先制のホームを踏んだ。

 1-2の四回の打席は先頭で三飛。カウント1-2からの5球目、内寄り低めの140キロツーシームを打ち上げた。

 2-2の六回1死無走者の打席は一飛。初球、内角高めの142キロフォーシームを鋭く振り抜いたが、詰まり気味の飛球となった。

 九回の打席は先頭で二ゴロ。守護神ファミリアに対し、カウント1-2からの5球目、外角低めの154キロ高速シンカーをとらえ切ることはできなかった。

 四回の守備からは、左手首を負傷し、ベンチに下がったオズナに代わって中堅に入った。五回の守備では4番グランダーソンがセンターの右へ放ったホームラン性の大飛球をフェンス際でジャンプしてもぎ取り、敵地ファンにため息をつかせた。

 試合は、同点の八回にマーリンズの中継ぎラモスが勝ち越し3点二塁打を許し、今季ワーストの5連敗を喫した。

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