イチロー、5カ月ぶり2番で1安打&2得点 チームは連敗「5」で止める
「メッツ4-6マーリンズ」(1日、ニューヨーク)
マーリンズのイチロー外野手(42)が「2番・右翼」で出場し、5打数1安打2得点だった。打率は・292。メジャー通算安打数を3013本とした。
前日の試合で左手首を痛めて途中交代した中堅オズナに代わり、4月20日のナショナルズ戦以来となる2番で起用されたイチロー。先発右腕のデグロムに対し、初回は三ゴロ。カウント2-2からの5球目、外角高めに外れる153キロツーシームにバットを合わせたが、打球は野手の正面だった。
三回1死一塁の打席は二ゴロ。二塁封殺で一塁に残り、後続の四球で二塁に進むと、4番イエリチの中前適時打で先制のホームを踏んだ。
1点リードの五回は先頭で空振り三振。初球、見送った外角カーブをストライクと判定され、ファウルとボール2つでカウント2-2となった後の5球目、140キロスライダーをとらえることができなかった。
3-1の七回は先頭で左前打。2番手左腕スモーカーに対し、1ストライクから外角の151キロ速球をライナーで左前へ。イエリチの3ランを呼び込み、この日2度目のホームを踏んだ。
6-1の八回は2死無走者の場面で左飛。4番手左腕、ギルマーチンに対し、カウント0-1からの2球目、外角低めの126キロカーブを打ち上げた。
試合は、マーリンズのイエリチが3ランを含む3安打4打点、2盗塁の活躍。守っては、前日の試合で左手首を負傷したオズナに代わって中堅に入り、二回に2死満塁のピンチを救うダイビングキャッチ。チームは連敗を「5」で止めた。