マエケン、次回先発は6日のDバックス戦 “因縁”の200億円右腕と投げ合い
ドジャースの前田健太投手(28)の次回先発が5日(日本時間6日)のダイヤモンドバックス戦に決まった。この日、ロバーツ監督が発表した。
シーズン5度目となるダイヤモンドバックス戦。過去4試合の通算成績は1勝1敗、防御率は3・68の前田が投げ合う相手は、エースのグリンキー(32)だ。
同投手は昨オフにドジャースからフリーエージェントになり、ダイヤモンドバックスと6年2億650万ドル(約214億円)で合意。1年平均約3440万ドル(約35億8千万円)はメジャー史上最高という超破格の契約だった。
前田にラブコールを送り続け、移籍先の本命とも言われていたダイヤモンドバックス。しかし、グリンキーに補強資金を投じたため、前田獲得を見送った経緯がある。
今季の前田はここまで26試合に先発し、13勝8敗、防御率3・38。勝利数と投球回数(146回2/3)はいずれもチーム最多だ。一方のグリンキーは22試合で12勝4敗、防御率4・17。7月に左脇腹痛で故障者リスト入りしながらも9年連続2桁勝利をマークしている。
前田にとっては野茂を超える球団新人最多の14勝目がかかった試合。現在、ナ・リーグ西地区の首位を走るチームにとっても負けられない試合だ。“因縁”の2人の対決は大きな注目を集めそうだ。