イチロー、1番で右前打 3年ぶり振り逃げも記録

チーム練習のなかった試合前のフィールドでキャッチボールをするイチロー(撮影・小林信行)
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 「インディアンス-マーリンズ」(4日、クリーブランド)

 マーリンズのイチロー外野手(42)はインディアンス戦に「1番・右翼」で出場し、七回に右前打。メジャー通算3016安打とした。

 休養を与えられたゴードンに代わり、8月14日以来となる1番で起用されたイチロー。初回の打席は、初顔合わせの右腕、サラザーがカウント1-2から投じた低めの135キロチェンジアップに空振り三振を喫した。

 1点を先制し、なおも無死二、三塁の好機で迎えた三回の打席は中飛。カウント3-1から内角高め、151キロ直球を振り抜いたが、浅い飛球となり、三塁走者を生還させることはできなかった。

 1点リードの五回1死一塁の第3打席は空振り三振。1ボールからの2球目にスタートを切った一塁走者が一、二塁間で挟殺され、2死走者なしに。カウント1-2からの4球目、内角高めの154キロ直球にバットは空を切ったが、捕手が後逸し、13年4月30日のアストロズ戦以来、3年ぶり自身4度目の振り逃げを記録した。

 1-0の七回1死一塁の第4打席は右前打。2番手右腕、オテロの初球、高めの144キロシンカーを一、二塁間へ弾き返して好機を拡大し、後続の適時打につなげた。

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