イチロー、24度目マルチ安打 通算3021安打で歴代単独26位浮上
「マーリンズ-フィリーズ」(7日、マイアミ)
マーリンズのイチロー外野手(42)はフィリーズ戦に「2番・左翼」で出場し、今季24度目のマルチ安打。5試合連続安打でメジャー通算3021安打とし、ラファエル・パルメイロを抜いて歴代単独26位(大リーグ公式記録)に浮上した。
前日は代打で今季1号を放ったイチローは、初回1死無走者の打席で右翼線三塁打。過去の対戦打率・100(20打数2安打)と苦にしている右腕のヘリクソンに対し、1ボールから2球目、外寄り127キロチェンジアップを右翼手の右へはじき返し、滑り込みなしで三塁に達した。後続の内野ゴロの間に先制ホームを踏んだ。
2点リードの三回無死一塁の打席は中飛。カウント2-2からの5球目、外寄りの145キロツーシームを捉えたが、打球は中堅手のほぼ正面だった。
五回無死一、二塁の好機は左前打。カウント2-1からの4球目、外角の145キロツーシームを三遊間へ。好機を拡大し、追加点につなげた。