イチロー、3安打固め打ち 打率3割復帰!
「ブレーブス12-7マーリンズ」(12日、アトランタ)
マーリンズのイチロー外野手(42)はブレーブス戦に「2番・左翼」で出場し、5打数3安打1打点、1得点だった。7月17日以来、今季6度目の猛打賞で打率は・301。8月24日以来、17試合ぶりに打率3割に復帰した。メジャー通算安打数は3025本となり、同3023安打のルー・ブロックを抜いて歴代単独25位に浮上した。
初対戦のフォルテネビッチに対し、初回1死からの打席は右越え二塁打。ワンストライクからの2球目、高めの158キロを鋭く弾き返すと、打球は軽々と右翼の頭を越えた。
0-2の三回無死一、二塁の好機は左飛に倒れた。
四回は右前適時打。0-7から2点を返し、なおも2死一、三塁とした打席でワンストライクからの2球目、内角高めの138キロスライダーをライナーで右前へ運び、三塁走者を迎え入れた。後続の連打で自らも生還し、打者11人で5点を奪う猛攻に加わった。
5-7の六回無死一塁の打席は右前打。3番手左腕のクロルに対し、カウント1-2からの4球目、外角低めの138キロスライダーを右前へ運び、好機を拡大した。
7-8の七回1死二塁の場面は二ゴロ。5番手右腕、ラミレスがカウント0-1から投じた外角低めの140キロチェンジアップをとらえ切ることはできなかった。
試合は、マーリンズが六回に7点差を追いつく粘りを見せたが、両軍合わせて34安打の乱打戦に競り負けた。