マー君、自己ワースト4被弾も14勝目 防御率リーグトップ守った
「レイズ5-11ヤンキース」(21日、セントピーターズバーグ)
ヤンキースの田中はプロ入り後一度もなかった1試合4本塁打を、わずか1イニングで浴びた。三回、先頭打者にソロを許すと、2死から3~5番に3連発。かつてない形で次々とアーチを食らった場面を「スポットに入った」と表現。目前の現象を認識できないような感覚で、あっという間に失点した。
だが、大量リードに守られ、結果的にメジャー自己最長の7連勝、最多となる14勝目。「悪いのがそういう(援護のある)日で良かった」と味方に感謝した。
目標の200投球回は持ち越しとなったが、防御率は3・07で辛うじてリーグトップを守った。チームは2連勝でワイルドカード出場圏内まで2・5ゲーム差。シーズン終盤、激しさを増す戦いの中で、最後までエースの役目を全うする。