マー君あぁ終戦…PO進出ならず 今季ラスト登板も不透明に
「ヤンキース5-1レッドソックス」(29日、ニューヨーク)
ヤンキースは4連勝しながら、ワイルドカード争いで上位のオリオールズが勝って、プレーオフ進出の可能性が消えた。今季自己最多の14勝を挙げた田中将大投手は「すべてひっくるめて、それが結果。来年以降にしっかりと生かしてつなげていければ」と厳しい現実を受け止めた。
田中はこの日、本拠地で投球練習を行った。右前腕部の張りで登板を1度回避した影響を感じさせず、全球種を交えて通常より多い35球を投げた。
次の登板はローテーション通りなら10月1日(日本時間2日)のオリオールズ戦。しかし、ジラルディ監督は「1日の先発は決まっていない」と話し、消化試合にエースを投げさせるかどうかは不透明だ。
最優秀防御率のタイトル獲得のためにはマウンドに立ちたいところ。それでも田中は、登板回避となったとしても「それはそれで受け入れるし、理解できる」と述べた。