イチロー、今季最終戦で登板は? 指揮官「それはないと思う」
「ナショナルズ2-1マーリンズ」(1日、ワシントン)
マーリンズのイチロー外野手(42)はナショナルズ戦の七回に代打で出場して一ゴロ。守備には就かず、1打数無安打で打率を・288とした。チームは惜敗して79勝81敗となり、シーズン1試合を残して7年連続負け越しが決まった。
試合前の監督会見。あす2日の今季最終戦を前にして米メディアからマッティングリー監督にイチローの登板についての質問が飛んだ。
イチローは昨季最終戦となった10月4日のフィリーズ戦で志願登板している。2-6の八回に日米通じて自身初めて公式戦のマウンドに立ち、打者5人に対し、最速143キロの速球にスライダー、チェンジアップを織り交ぜて全18球。1回2安打1失点の記録を残し、衝撃的な投手デビューを飾った。
今季のマーリンズはすでにプレーオフ進出の可能性は消滅。昨季同様、最終戦は“消化試合”となる。「イチローは明日、登板しますか?」。地元紙記者の質問に対し、指揮官は表情を変えることなく、「それはないと思う」とさらりと返した。