イチロー、今季最終戦で快音 メジャー通算2500試合で3030安打

 ナショナルズ戦の5回、代打で右前打を放つマーリンズのイチロー=ワシントン
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 「ナショナルズ10-7マーリンズ」(2日、ワシントン)

 マーリンズのイチロー外野手(42)は今季最終戦となったナショナルズ戦の五回に代打で出場し、右前打だった。守備には就かず、1打数1安打で打率は・291。メジャー通算3030安打。この日の試合でメジャー通算2500試合出場を記録した。

 3点を追う五回、敵地ファンの拍手と歓声で迎えられたイチローは、ナ・リーグ今季初の20勝を狙うシャーザーと対戦。2ボールから2球連続空振りでカウント2-2と追い込まれた後の5球目、内寄り151キロ直球を鋭く振り抜き、右前へ運んだ。

 ゴードンの犠打で二塁に進むと、テリスのメジャー初本塁打で生還。1死一塁からイエリチに適時三塁打も飛び出し、同点に追いついた。

 今季のイチローは143試合(先発62試合)に出場し、打率・291(327打数95安打)、43得点、10盗塁。昨季同様、“第4外野手”として若い外野陣のサポート役に徹し、不規則な起用法ながら昨季の打率・229(398打数91安打)を大きく上回った。

 6月にはピート・ローズのメジャー通算安打数を上回る日米通算4257安打を、8月にはメジャー史上30人目となる通算3000安打を達成。メジャー通算500盗塁、日米通算700盗塁をマークするなど、シーズンを盛り上げた。

 チームは敗れて79勝82敗となり、ナ・リーグ東地区3位でシーズンを終えた。

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