ダル「ビックリ」1イニング3被弾の屈辱
「ア・リーグ地区シリーズ・第2戦、レンジャーズ3-5ブルージェイズ」(7日、アーリントン)
頼みのレンジャーズ・ダルビッシュ有投手も超重量打線の一発攻勢に沈んだ。160キロ近い直球を武器に上々の立ち上がりを見せた右腕だったが、二回につかまった。1死一塁、6番トロウィツキーにど真ん中の96マイル(約155キロ)直球を左翼席中段へ運ばれて先制を許した。
1点差に迫った五回には、信じられない悪夢が待っていた。8番ピラーには高めに抜けた直球を左翼ポール際へ、カレラ、エンカーナシオンにも甘く入った直球を運ばれた。日本ハム時代も含めてプロ入り後初となる1イニング3被弾だ。
「3本はビックリ。(相手が)どんどん真っすぐを狙ってきてたので、そこをうまく打たれた」。1試合4被弾はポストシーズンワーストタイ記録で、自身にとっても初の屈辱となった。