ブルージェイズが3連勝で“因縁対決”制す
「ア・リーグ地区シリーズ・第3戦、ブルージェイズ7-6レンジャーズ」(9日、トロント)
ダルビッシュ有投手(30)が所属するレンジャーズ(西地区)がブルージェイズに3連敗を喫し、2年連続で地区シリーズでの敗退が決まった。2連敗中で上原浩治投手(41)のいるレッドソックスとインディアンスの第3戦は雨で10日に順延となった。前田健太投手(26)のいるドジャース(西地区)はナショナルズ(東地区)に敗れ、1勝1敗。10日(日本時間11日)の第3戦は前田が本拠地ロサンゼルスで先発する。
3連勝でブルージェイズがレンジャーズを破った。一回にエンカーナシオンとマーティンが一発を見舞い、その後も加点し、相手のミスもあって延長十回に歓喜の瞬間を迎えた。昨季の地区シリーズでも顔を合わせ、ことし5月には乱闘騒ぎがあって「因縁の対決」と注目されたシリーズだった。ギボンズ監督は「どちらが勝ってもおかしくなかった。うちは本当に素晴らしい野球をした」と目を潤ませた。