マエケン「本当にすごいピッチャーばかり」 中1日で快投のエースらに興奮
「ナ・リーグ地区シリーズ第5戦 ナショナルズ3-4ドジャース」(13日、ワシントン)
前田健太投手(28)が所属するドジャース(西地区)はナショナルズ(東地区)とのプレーオフ地区シリーズ(5回戦制)第5戦を制して対戦成績を3勝2敗とし、3年ぶりのリーグ優勝決定戦進出を決めた。この日、ブルペンで投球練習を行った同投手は15日のカブスとのシリーズ第1戦(7回戦制)の先発が濃厚となった。
4-3の七回無死一塁から守護神のジャンセンが2回2/3を投げ、1点リードの九回1死一、二塁のピンチでは7日の第1戦と11日の第4戦に先発しているエースのカーショーが中1日で登板して最後を締めた。
4時間32分の激闘。深夜1時から始まったシャンパンファイトに参加した前田は「ベンチで見てて緊張しました。ドキドキする試合だった。今は最高の気分です」。首脳陣の期待にこたえた2人の投手には「本当にすごいピッチャーばかりで、一緒のチームでできてうれしいです」とアルコールで真っ赤になった顔を輝かせた。
この日の試合でヒル、ウリアス、カーショーの3人の先発投手が登板。試合後の会見でロバーツ監督は15日に行われるカブスとのシリーズ第1戦の先発について明言を避けたが、前田の先発が確実視されている。
プレーオフ初先発となった10日の第3戦では3回4失点でチームに貢献できなかった。この日の試合前にはブルペンで16球を投じて調整した背番号18は「このシリーズはなんの力にもなれなかったので、次のシリーズでしっかりチームの力になれるように頑張っていきたい。(地区優勝に続き)2回も(シャンパンファイトを)経験さしてもらってるんで(チームメートには)感謝しています」と話した。