マエケン、4回3失点で降板 プレーオフ2度目の先発も安定せず

試合前の国歌斉唱で集中力を高める前田(撮影・小林信行)
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 「ナ・リーグ優勝決定シリーズ・第1戦、カブス-ドジャース」(15日、シカゴ)

 ドジャース(西地区1位)の前田健太投手(28)はカブス(中地区1位)とのナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第1戦に先発し、4回4安打3失点だった。打者19人に66球を投げて3四球、2奪三振だった。

 プレーオフ初登板となった10日のナショナルズとの地区シリーズ第3戦では3回4失点で負け投手になっている前田。雪辱を期してマウンドに上がったが、苦しい立ち上がりとなった。

 初回、先頭のファウラーに中前打を許すと、続くブライアントにはカウント1-2と追い込みながら投じた外角低めのスライダーを左越え適時二塁打で先制された。

 二回も先頭のヘイワードに右翼線三塁打、続くバエズには遊撃手と中堅手の間に落ちる二塁打で2失点目。1死を取った後に暴投で走者を三塁に進めると、9番レスターの打席で本盗されて3点目を失った。

 三回と四回はいずれも四球で走者を背負ったが、無失点。五回の打席で代打を送られて、降板した。

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