ムネリン、「吐くまで飲む」歴史的勝利を喜ぶ
「ナ・リーグ優勝決定シリーズ・第6、カブス5-0ドジャース」(22日、シカゴ)
カブス(中地区1位)がドジャース(西地区1位)に勝って対戦成績を4勝2敗とし、1945年以来、71年ぶりのリーグ優勝&ワールドシリーズ進出を決めた。
打ってはカ敵軍エース、カーショーから5点を奪うと、投げては先発のヘンドリックスが八回途中2安打無失点の快投。投打の歯車ががっちりかみ合い、歴史的勝利を手にした。チームは25日からインディアンス(ア・リーグ中地区1位)とのワールドシリーズ(7回戦制)に臨む。
登録メンバーには入っていないが、チームに帯同して仲間を鼓舞し続けた川崎宗則内野手(35)は「最高です。今までよりもうれしい」と喜びを言葉にした。
本拠地のクラブハウスで行われたシャンパンファイトにはゴーグルをつけて参加。ワールドシリーズでのベンチ入りは未定だが、「そんなこと関係ない。今はどれだけ酔っ払えるかなんで。とにかくきょうは飲みまくる。吐くまで飲むよ」とはじけた。
ここまでプレーオフ出場の機会はないが、試合前練習では登録メンバーとともにストレッチやキャッチボールを行うだけでなく、内野でノックを受けるなどして、緊急時に備えてきた。「プレーヤーですから、最後まで。頑張りますよ」。チームの強さを問われると「僕がいることだけだと思います。それ以外ない。それが一番強い。ムネがいることですね」と胸を張った。