カブス主軸爆発で1勝1敗タイに 大ケガから復帰シュワバー2打点

 「ワールドシリーズ・第2戦、インディアンス1-5カブス」(26日、クリーブランド)

 第2戦が行われ、カブスが5-1でインディアンスに勝ち、対戦成績は1勝1敗となった。カブスは一回に3番・リゾの適時二塁打で先制し、5番・シュワバーの2打席連続適時打などで三、五回に加点した。先発・アリエッタは六回途中までを2安打1失点で、抑えのチャプマンが八回2死一塁から登板して締めくくった。

 中軸3人が5安打4打点と活躍し、カブスが71年ぶりにワールドシリーズ勝利を手にした。3番・リゾが先制の適時二塁打を放ち、4番・ゾブリストは適時三塁打。中でも光ったのが、このシリーズで戦列に復帰した2打点のシュワバーだ。

 1-0の三回2死一、二塁で中前適時打を放ち、五回に再び中前へはじき返して走者をかえす。「今はバットで貢献しようとしている。本当に興奮している」と顔を紅潮させながら喜んだ。

 4月に左翼の守備で味方と交錯して左膝の靱帯(じんたい)を断裂した。仲間の「ワールドシリーズで絶対に戻ってこい」との言葉を胸にリハビリに励み、シリーズ開幕前夜にチームと合流。昨季のプレーオフで5本塁打を放った勝負強さを買われ、いきなり5番に抜てきされた。マドン監督は「彼がいると打線に厚みが出る」と信頼を寄せた。

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