インディアンス王手 攻守に圧倒!さぁ68年ぶり頂点
「ワールドシリーズ・第4戦、カブス2-7インディアンス」(29日、シカゴ)
第4戦が行われ、インディアンス(ア・リーグ)が7-2でカブス(ナ・リーグ)に快勝し、3勝1敗で68年ぶりの王座にあと1勝とした。インディアンスは二回にサンタナの本塁打で追い付き、投手クルバーの内野安打と失策で2-1と勝ち越し。先発クルバーは6回1失点と好投した。
攻守にカブスを圧倒し、68年ぶりの頂点へあと1勝とした。
中3日で先発したクルバーは一回に2安打されて1点を失ったが「当たりは強くなかったし、たまたま間を抜けただけ」と動じなかった。二回以降は切れのある変化球を低めに集めて六回を投げ切り「いつも通りの投球をしたまで」。今シリーズ2勝目にも、仕事人らしい口ぶりだった。
エースの好投に打線は10安打7得点と奮起。3ランを含む3安打を放ったキプニスはシカゴ近郊の出身で「言葉では表せないほどの興奮。スタンドからの家族や友人の応援が力になった」と喜んだ。
勝てば監督として3度目の制覇となるフランコナ監督は「何も変わらない。変える必要はない」。平常心を強調したようにも、自信を示したようにも聞こえる言葉を残した。