MLB新人王はシーガーとフルマー マエケンは3位で受賞ならず
全米野球記者協会(BBWAA)は14日(日本時間15日)、今季の新人王を発表し、ナ・リーグはドジャースのコーリー・シーガー遊撃手(22)が満票で、ア・リーグはタイガースのマイケル・フルマー投手(23)が選出された。シーガーの同僚で、最終候補の3人に入っていた前田健太投手(28)は3位だった。
シーガーはチームの主力として157試合に出場し、打率・308、26本塁打、72打点、105得点をマーク。昨季のブライアント(カブス)に続き、満票での受賞となった。
新人王はBBWAAの会員の中から選ばれた各リーグ30人が3名連記の投票で決められる。1位5点、2位3点、3位1点となっている。
チーム最多の16勝を挙げた前田は2位票11、3位票4を得て計37点だった。
ア・リーグ新人王のフルマーは4月29日にメジャーデビューを果たし、26試合、159回を投げて11勝7敗。規定投球回数には達しなかったが、防御率はリーグ3位に相当する3・06だった。1位票26、2位票4で計142点だった。
デビューから51試合で20本塁打を記録したヤンキースのゲーリー・サンチェス捕手(23)が2位。シーズン53試合の出場だったが、1位票4を獲得するなど、計91点。インディアンスのタイラー・ネークイン外野手(25)が3位の20点だった。