サイ・ヤング賞 マー君は7位 シャーザーが史上6人目の快挙&ポーセロは涙の初受賞

 全米野球記者協会(BBWAA)は16日(日本時間17日)、米大リーグで最も優れた投手に贈られるサイ・ヤング賞を発表し、ナショナル・リーグはナショナルズのマックス・シャーザー投手(32)が3年ぶり2度目、アメリカン・リーグはレッドソックスのリック・ポーセロ投手(27)が初めて選出された。

 メジャー9年目のシャーザーはリーグ最多の228回1/3を投げ、同最多の20勝(7敗)をマークした。タイガース時代の13年に続いて2度目の受賞。ア、ナ両リーグでの受賞は史上6人目の快挙となった。

 メジャー8年目のポーセロはメジャー今季最多の22勝(4敗)。223イニングを投げて与四球は32。四球/奪三振率5・91はリーグベストだった。受賞の瞬間、両親らから祝福を受けて涙した。

 サイ・ヤング賞は全米野球記者協会(BBWAA)の会員各30人が5名連記で投票。1位7点、2位4点、3位3点、4位2点、5位1点の合計で決定され、満票は210点。

 ナ・リーグはシャーザーが1位票25を獲得するなど、計192点で次点のレスター(カブス)に90点差をつけた。ア・リーグはポーセロが1位票8など計137点で、1位票14を得たバーランダー(タイガース)との差はわずか5点だった。

 日本投手でただ一人、票が入ったヤンキース、田中将大投手(28)は4位票1、5位票4の計6点でア・リーグ7位タイだった。メジャー3年目の今季はエースとして先発陣を引っ張り、投球回数199回2/3、14勝(4敗)、165奪三振はいずれも自己ベスト。防御率3・07はリーグ3位だった。

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