マーリンズ、上原と田沢をリストアップ 指揮官「気に入っている」
イチロー外野手(43)が所属するマーリンズのドン・マッティングリー監督(55)が7日(日本時間8日)、ウインターミーティングの会場で行われた個別会見でレッドソックスからフリーエージェント(FA)になっている上原浩治(41)、田沢純一(30)両投手の獲得について球団内で話し合っていることを明かした。
今オフの課題にブルペンの強化を挙げているマーリンズ。FAの超目玉クローザー、チャプマン(前カブス)、もしくはジャンセン(前ドジャース)の獲得に動いていると報じられている中、マッティングリー監督が口にしたのは「上原」と「田沢」、2人の日本投手の名前だった。
「彼(上原)はわれわれの間で話し合っている選手だ。田沢も気に入っている投手の一人だ。今後についてはわれわれがどの道を進むのか、どんな動きがあるのかによるが、間違いなくこの2人に注目している」
抑えのラモスは今季、40セーブをマークしたが、シーズン途中に不振からベテランのロドニーに抑えの座を譲った時期があった。速球派の若手が複数存在するが、経験不足の感は否めない。指揮官は「柔軟性や異なる投球スタイルをもったブルペンをつくり上げることを話し合いの中でこの2人の名前は出ている」と話した。