バグウェル、レインズ、パッジが野球殿堂入り 高知入団のラミレスは来年以降に持ち越し
米国野球殿堂は18日(日本時間19日)、2017年の殿堂入り選手を発表し、アストロズ一筋15年、通算449本塁打のジェフ・バグウェル氏、盗塁王4回で通算808盗塁の記録をもつティム・レインズ氏、強肩強打の捕手としてパッジの愛称でも親しまれた通算311本塁打、2844安打のイバン・ロドリゲス氏が選出された。
殿堂入りには、全米野球記者協会(BBWAA)在籍10年以上の記者による投票で75%以上の得票率が必要となる。バグウェル氏は86・2%(381票)、レインズ氏は86%(380票)、有資格1年目のロドリゲス氏は76%(336票)だった。メジャー歴代2位の通算601セーブのトレバー・ホフマン氏は74%でわずか5票足りなかった。
有資格1年目で今季は独立リーグ、四国アイランドリーグプラスの高知でプレーするマニー・ラミレスは23・8%(105票)。現役時代に禁止薬物使用の疑惑のあったロジャー・クレメンス、バリー・ボンズ、サミー・ソーサの3氏はそれぞれ54・1%(239票)、53・8%(238票)、8・6%(38票)だった。