ダルビッシュ決意の6年目「駄目だったら終わる、良かったらまだある」
米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュ有投手(30)が14日、契約最終年となる6年目のシーズンに向けて強い決意を口にした。キャンプ入りを翌日に控え、「(今季は)分岐点でもある。駄目だったら終わるし、良かったらまだ(先が)あるし」と語った。
一昨年の右肘靱帯(じんたい)再建手術からの完全復活を印象付けるシーズンに向け、いよいよ本格始動。キャンプイン前日もアリゾナ州サプライズで体を動かし、キャッチボールの最後には相手を座らせ、打者役も付けた。既に自主トレーニングでブルペンに入っており、リハビリ途中だった昨年の同時期とは「全然違う」と実感を込めた。
昨季は5月末の復帰後も不安はつきまとったが、今は手応えをつかんでいる様子。メジャーではウェインライト(カージナルス)やストラスバーグ(ナショナルズ)ら再建手術から完全復活した主力投手は多い。「ちゃんと気持ち良く、ストレスなく球を投げられるようにしておけば、結果はついてくると思う」と自信を示した。